若さにやられる

高校生が一生懸命頑張る姿を目の当たりにしたんだけど心にグサグサダメージ受けてしまったよ。当てられたっていうかさ。なんだろう。 彼らはキラキラしててさ、やるべきことが分かってて、真っ直ぐで迷いがなくてさ。今この瞬間が最高に楽しいって感じでさ。これから大学行ったりさ。未来はどんな選択肢だって選べるんだよ。 それを見てる俺っていうのは何もなくてさ。高校も大学も無難にこなして適当に安定した会社に就職してさ。ただの普通のやつだよ。目立たないように中くらいを目指して生きてきたんだよ俺は。その結果なにも残らない人間になってしまったんだよ。一生懸命頑張ったことなんて一度もないし、人生かけられるくらい好きなものもない。つまんない人間の塊だよ。 そんな人間が高校生の日頃の努力を目の当たりにして平気でいられるわけないよね。頑張ってないやつが頑張ってるやつを見てんだよ。土俵にも上がらなかったやつが偉そうに腕組みながら観戦してんだ。歳とっただけなんだ俺なんて。せめて高校生の時にちゃんと頑張った勲章があれば単なるセンチメンタルで済むのかもしれないけどさ。もう未来も選べない、今まで頑張ったこともない俺はもう終わっちゃったのかなって思っちゃったよ。あんなにキラキラできるチャンスがあったのにさ、頑張ってるやつをスカして嘲笑して馬鹿にしてたらこんな歳になってさ。やっと頑張ることのすばらしさに気づいたけど今からでもまだ間に合うのかな。前にもこんな記事書いて結局なんにもやってないけど何やればいいんだろう。とにかく振り返った時に恥ずかしくない自分でありたいと思ったよ。それを何か形に残したいよ。俺が生きてきたことがさ何か意味があったんだって思えるような人生でありたいよ。その為にはどうすればいいんだろう。土俵に上がりたいよ俺だって。