俺のこころの闇について

俺は常日頃から体育会系的なノリとは無関係な人間だと思ってたわけ。ていうのは中学、高校と運動部に所属してたけど全然厳しいとこでも強いところでもなかったしね。まあ普通の部活だよね多分。だから後輩に対して先輩風吹かせて偉そうにするっていうのは世の中で一番恥ずかしい行為だと思ってたわけ。

だけど俺の後輩への接し方に中途半端な体育会的なノリが入ってることに気づいてしまったんだよ。つまり後輩に対して無駄に偉そうっていうのかな。その根拠は年上だからみたいな。まあそれが俺の考える体育会的なノリなんだけど。まあわかりやすく言うと野球部の奴の気持ち悪いノリだよ。そういうものが俺の中にも中途半端に潜んでるんだよ。 思い返せば俺は実は年齢的な上下関係に結構厳しいところがあるんだよな。年下の人間にタメ口使われるとイラッとしてしまうんだよな。恥ずかしいよ。こころの闇だよこれは。 敬語程度ならまだいいんだろうけどさ、例えば飲みの席でさもっと食べなよ的な感じで後輩の皿にいっぱい入れるみたいなやつとかさ、もっと飲みなよ的な感じで酒を勧めるとかさ結構軽いノリで俺はやりがちなんだけどさ。こういうのって結構嫌だよね普通に。俺が先輩からやられたら嫌だもんな。後輩は先輩にぞんざいに扱われてもいいみたいな感覚が俺の中にあるんだよ。とても恥ずかしいよ。人に対してのリスペクトを欠いた行為だよな。こういうの別に普通だろっていう奴いるかもしれないけどそれって結構普通じゃないぜ。アメリカだったらパワハラだぜきっと。まあ俺が言えたことじゃねえけどさ。些細っていうか自分が何気なくやっちゃってることから考え直していかないとダメだと思うね。

今ありて

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